空を見上げて

知的にもゆっくりな自閉症の息子との毎日

手をつなごう

「てをつなごう」

特別支援学校に通う一年生の息子は

何かお手伝いして欲しいとき

(特に場所を移動する必要があるとき)

手を差し出してきてこう言います

 

昨年までは、何でも自己解決

冷蔵庫にもよじ登り欲しい物を手に入れて

どうしてもできないことは、諦めているようにみえました

 

人に頼る術を覚えた息子は

宝塚バリに手を伸ばし

男前にお願いしてくるのです

 

「手をつなごう」

 

「おかえり」記念日

昨晩のこと

玄関でドアを開ける音

「ぱぱ、おかえり」

いつも通りこたつに寝転んでつぶやく勘太郎

 

「玄関に行ってみようか」

ダメ元で提案してみたら

ダッシュで玄関へ

玄関に立つ主人に

「パパ、おかえり」

 

 初めての経験にパパ涙目でした

 

小学生になって言葉でやり取りすることが

できるようになりました

 

毎日が気付きの連続です

勘太郎のペースで成長していく

あれこれを残していこうと思います